予防は最大の治療

アメリカ矯正歯科医会(AAO)ではアメリカ人の75%が矯正治療を受けているというデータを出しています。 日本では年々矯正治療を受ける方は増えているものの8%程度にとどまります。 日本では保険医療制度で病気になったときの治療費の一部を国費(健康保険)でサポートしています。 しかし、歯並びが悪いことによっておこる様々な症状を予防するための矯正治療は個人負担です。 保険のきかない矯正治療は、限られた方しか受けることができていないのが現状ということかもしれません。

見た目だけではない!?

第一印象を大切にする国では歯並びも出世の大切な要素になっているのです。 日本でも、昔から「前歯の間のわずかな隙間」、これは幸せが逃げていくといわれています。また、「上の前歯が一本ねじれているだけ」そんな小さなことでも矯正治療で歯を直すと印象が大きく変わります。きれいな笑顔になれたことで自分の表情を豊かに見せることができ 周囲に活動的な明るい印象を与えます。

医療としての矯正治療

歯科治療はすべて審美治療です。見た目を気にしない人はほぼいないでしょう。とくに審美治療だと思われている矯正治療ですが、患者さんが私たちのクリニックを初めて受診するときには「ずっと自分の歯を大切にしたいから」という理由で来られます。 矯正治療は美容の世界と違います。歯並びをきれいにすることは「効率よく咬めるようにする」という機能美が備わっていくものです。身体的にも精神的にもと両面のメリットを得ることができるのです。 メリットがたくさんあるのが分かっていてもでも、矯正はこわい・痛そう・お金がかかる….そう思って 遠ざけていませんか? 「矯正治療がどんなものなのか」知ればきっと納得して治療に踏み切ることができるはずです。