よくある質問

矯正歯科の専門医院で治療するメリットは?

すべての歯科医師に矯正治療をすることは許されています。 しかし、安心して治療を受けていただくためにも、矯正認定医をお選びください。認定医は6年間の歯科大学を卒業後、5年間以上の矯正専門診療に従事し、日本矯正歯科学会の審査基準に合格した歯科医師だけに与えられるものです。矯正認定医のリストは、日本矯正歯科学会ホームページで確認することができます。また、2020年から広告標榜可能な専門医制度が開始します。この専門医は矯正歯科学会の認定医を取得しなくても専門医となれる制度です。現在の日本矯正歯科学会の専門医は臨床指導医というように名称変更です。


矯正治療は、いつが良いでしょうか?

日本矯正歯科学会では9歳、矯正先進国のアメリカでは7歳で矯正専門医に相談することを薦めています。その理由は、咬み合わせがズレたまま成長すると顔はもとより全身の筋肉のバランスのくずれや背骨の歪みにも影響するといわれているからです。症状によっては、7歳の段階で治療を開始することが必要です。

最近は、若い女性を中心に成人での矯正治療を見かける機会が増えてきました。 健康な状態の方であれば年齢に制限はありません。


矯正治療で「永久歯を抜く」と聞きました..。

歯並びが悪くなる原因は「歯がならぶ骨と歯の大きさのバランス」が崩れているからです。歯を抜かない治療の適応症でないにも関わらず、その治療を選んだ場合、治療結果が妥協的であったり、治療後の咬み合わせが不安定になりやすく、後戻り(でこぼこなどが出てくる)の原因となったりします。 歯を抜いた場合でも、治療後には抜いた歯の隙間はなくなります。健康に影響はありません。



ホームページにビフォー・アフターみたいなのはないのは、なぜですか?

医療広告規制というものがあります。日本矯正歯科学会の会員は定期的に監査が入り、内容変更を行います。結局、掲載できることは、法律にのっとれば、当院のものより若干情報が多い程度が限度です。 厚生労働省に情報があります。

歯を抜かないで治したい.....。

歯並びが悪くなる原因については、先の質問のところにもありました。成長期の早い時期に治療を開始した場合などでは、顎の骨を矯正器具で拡大して、抜歯を避けることもあります。しかし、これも顎の骨と歯の大きさのバランスがとれる場合だけです。家の基礎より大きな建物はバランスが悪いのと同じことです。

治療費の支払いは?

費用の全額を抑えるためには一括が最良ですが、最適な治療時期を逃すのは得策ではありません。 カードでの支払いや、窓口での分割払いのオプションもあります。


セカンドオピニオンを受け付けますか?

もちろん、受け付けます。その旨を事前にお伝えください。
セカンドオピニオンは診断行為になりますので診断費用として¥40,000(税別)をご用意ください。 仮に、その後当院で治療をされる場合は、診断費用の50%を治療費から減じます。


学校歯科健診で「不正咬合」と言われました...

「不正咬合」の代表的な症状を写真にて示しました。ほかに、初めから永久歯が1本~数本欠損している“先天欠如”と言う場合もあります。見ただけでは空隙歯列と間違える場合もあります。でも、がっかりしないでください。すでに歯を抜いた状態と同じです。矯正治療できれいになります。


保険は、ききますか?

保険適応外です。先天性の疾患や手術を併用する患者さんを除いて保険は適応されません。
※18歳以下の患者さんの場合、医療費控除の対象になります。
詳細は、各税務署にお尋ねください。


転医でも大丈夫ですか?

国内および海外からの転医でも大丈夫です。
当院はアメリカ矯正歯科医会(American Orthodontist Association)会員ですので費用の面も安心です。